「私のアソコってもしかして…くさい？」
「彼と初めてのお泊り…でもアソコがくさかったらどうしよう…」
デリケートゾーンは汗やオリモノ、生理などで蒸れやすく、ニオイが出やすいところ。
こんな風に、気になっている女の子もたくさんいます。
自分だけ？と思っている方、あなただけの悩みではないので、安心してくださいね。
デリケートゾーンには、汗腺のひとつのアポクリン汗腺があり、それと雑菌が混ざり合うことでいや～なニオイを出してしまいます。
ですが逆にアポクリン汗腺の働きを抑えて、雑菌を減らすことができれば、あそこのニオイを抑えることができるんです。
ここでは、デリケートゾーンのニオイの原因が増えてしまう習慣と解決方法を詳しくご紹介。
彼とお泊りの予定がある方や、友だちと旅行する方はぜひ参考にしてくださいね。
デリケートゾーンが臭いやすいのは構造上の理由がある
デリケートゾーンは、体の中でも特にニオイが発生しやすい場所です。その理由はとてもシンプルで、蒸れやすく、汚れが溜まりやすく、菌が繁殖しやすい環境が揃っているからです。
まず、下着やストッキングなどで常に覆われているため、汗がこもりやすくなります。さらに、おりものや生理による分泌物もあり、湿度が高い状態が続きがちです。この「温かくて湿った環境」は、菌にとってはまさに楽園のようなもの。
加えて、デリケートゾーンにはアポクリン汗腺という汗腺が存在します。この汗腺から出る汗は、皮脂やたんぱく質を多く含んでおり、菌と混ざることで独特のニオイを発生させてしまいます。魚やイカのようなニオイは、この仕組みで生まれていることが多いのです。
つまり、ニオイの正体は「不潔だから」ではなく、体の仕組みとして起こりやすい現象だと言えます。だからこそ、自分を責める必要はありません。
魚・イカ臭の正体は「雑菌の増殖」
デリケートゾーンのニオイが強くなる最大の原因は、雑菌の増殖です。汗やおりもの、尿の飛び散り、古い角質などが栄養源となり、雑菌がどんどん増えてしまいます。
特に魚やイカのような生臭さを感じる場合、菌のバランスが乱れているサインであることが多いです。本来、デリケートゾーンには善玉菌が存在し、悪い菌の増殖を抑える働きをしています。しかし、間違ったケアを続けていると、この善玉菌まで減ってしまい、結果的にニオイが強くなる悪循環に陥ります。
「毎日ちゃんと洗っているのに臭う」という人ほど、実は洗いすぎや洗浄成分の強すぎる石鹸を使っているケースが少なくありません。
ひとつでも当てはまったら注意！あそこのニオイがきつくなる習慣とは
アンダーヘアのお手入れが充分にできていない
ごわごわのアンダーヘアはニオイをきつくする、原因のひとつ。
実はアンダーヘアが生えていると、そこに尿や汗、老廃物や垢などが付着してしまい、ニオイのもととなる菌が繁殖しやすくなってしまうんです。
この菌は湿った温かいところが大好きなので、アンダーヘアやパンツのなかは最適な住まい。
海外ではそれが一般的に知られているため、あそこを清潔に保つためにほとんどの女性がアンダーヘアを処理をしています。
ニオイを防ぐには、すべてのアンダーヘアを処理するのがとっても効果的。
ただ日本ではまだ一般的になっていないので、ちょっと抵抗がある方も多いかもしれません。
アンダーヘアを処理するのが難しい方は、抗菌作用のあるソープでこまめに洗うのがオススメです。
菌が増えなければ、ニオイもぐっと抑えることができますよ。
緊張やストレスをよく感じる
「仕事で大きなプロジェクトを任されてすごく大変…」
「あんまり自分の言いたいことが言えない…いつも我慢しちゃう」
こんな風に緊張を感じる環境にいたり、ついついストレスを貯めがちなひともアソコが匂ってしまいがちです。
ニオイのもととなるアポクリン汗腺は緊張やストレスで活発になることがあり、どんどんニオイの原因となる物質を出してしまいます。
その物質と雑菌が混ざり合って、きつ～いニオイに変わるんです。
ですが、ストレスはいつでも感じてしまいますし、コントロールするのは難しいですね。
なのでアポクリン汗腺が働いてもニオイが出ないよう、雑菌を減らすのがオススメのケア。
先ほども伝えたように抗菌作用のある石鹸を使い、アポクリン汗腺が活発になってもニオイが出ないようにあそこの環境を整えておきましょう！
抗菌作用にプラスして、癒し効果のあるミントやローズマリーなど、ハーブを使ったソープだとより効果的です。
アルカリ性の石鹸を使っている
デリケートゾーンのpH（ペーハー）バランスを崩してしまう習慣もニオイが強くなってしまう原因のひとつ。
デリケートゾーンは赤ワインと同じくらいのpHを持つ、酸性。
なので洗浄力の強いアルカリ性の石鹸を使ってしまうと、バランスを崩してしまうんです。
pHバランスが崩れてしまうと、バリア機能が弱まり無駄な雑菌が増えてニオイがきつくなってしまいます。
デリケートゾーンのケアは同じくらいの、酸性で洗うのがベストです。
石油系界面活性剤の入った石鹸を使っている
洗浄力を上げるためによく使われている、石油系界面活性剤。
この成分が入っている石鹸を使っている方も、ニオイが強くなる可能性がぐんっとアップします。
理由は石油系界面活性剤の洗浄力が強すぎるから。
人の肌には善玉菌といういい菌がいて、ニオイのもととなる雑菌の増殖を防いでいるのですが、洗浄力が強すぎるといい菌まで流してしまいます。
善玉菌が少なくなると雑菌の増殖が増えて、あそこのニオイがきつくなってしまうんです。
なのでデリケートゾーンのケアには、石油系界面活性剤が入っていないものを選ぶと◎。
デリケートゾーンのニオイを抑えるためには？
ここまでデリケートゾーンのニオイが、きつくなってしまう原因をお伝えしました。
ここまでをまとめると、
アポクリン汗腺の活動を抑え、雑菌の栄養源を減らす=デリケートゾーンのニオイを予防できる
ということになります！
雑菌と栄養源を減らすためには、洗浄が一番効果的◎。
ただニオイの原因でお伝えした通り、成分によっては善玉菌も洗い流してしまい逆効果に…。なので、デリケートゾーンを洗うときは、専用のソープで洗うのがオススメです。
デリケートゾーン専用ソープを選ぶときのポイント
デリケートゾーンのニオイ対策で最も重要なのが、「どんなソープを使うか」です。間違ったソープ選びは、せっかくケアしているつもりでも、逆にニオイを悪化させてしまう原因になります。ここでは、初心者の方でも失敗しにくい、デリケートゾーン専用ソープを選ぶ際の具体的なポイントを詳しく解説します。
まず注目したいのが、抗菌・防臭成分が含まれているかどうかです。デリケートゾーンのニオイの正体は、汗やおりものそのものではなく、それらをエサに増殖した雑菌です。そのため、雑菌の増殖を抑える成分が含まれているソープを使うことで、ニオイの根本原因にアプローチできます。ただし、殺菌力が強すぎるものは必要な常在菌まで洗い流してしまう可能性があるため、「やさしく抗菌」「防臭をサポート」といった表現のものを選ぶのが理想です。
次に重要なのが、弱酸性であることです。デリケートゾーンは、顔や体よりもさらに繊細で、もともと弱酸性の環境に保たれています。この弱酸性の状態が、外部の菌から守るバリアの役割を果たしています。アルカリ性のソープを使い続けると、このバランスが崩れ、雑菌が増えやすくなり、結果として魚やイカのようなニオイが強くなってしまいます。デリケートゾーン専用ソープは、必ず「弱酸性」と明記されているものを選びましょう。
三つ目のポイントは、保湿成分が豊富に含まれているかです。意外に思われるかもしれませんが、乾燥もニオイの原因になります。洗浄力が強すぎて必要なうるおいまで奪ってしまうと、肌のバリア機能が低下し、菌が入り込みやすくなります。ヒアルロン酸、グリセリン、植物由来の保湿成分などが配合されているソープを選ぶことで、洗いながらうるおいを守り、健やかな状態を保つことができます。
四つ目は、刺激になりやすい成分が無添加であることです。石油系界面活性剤、パラベン、着色料などは、肌への刺激が強くなりやすい成分です。デリケートゾーンは特に皮膚が薄く、トラブルが起こりやすいため、余計な成分は極力避けたいところです。「無添加」「低刺激」「敏感肌向け」といった表示があるソープを選ぶことで、毎日のケアでも安心して使い続けることができます。
最後に見落としがちなのが、香りの強さです。ニオイが気になるからといって、香りが強すぎるソープを選んでしまうと、香料が刺激になったり、ニオイと混ざって不快に感じることがあります。ミントやハーブ、森林系など、自然でほのかに香るタイプの方が、洗っている間もリラックスでき、ケアの時間が心地よい習慣になります。
これらのポイントを満たしたデリケートゾーン専用ソープを選ぶことで、毎日のケアは「とりあえず洗う作業」から、「ニオイを予防し、自分を大切にする時間」へと変わっていきます。正しいソープ選びは、ニオイの不安を減らすだけでなく、自信を持って過ごせる毎日への第一歩です。
デリケートゾーンのケアに適した石鹸の条件
・防臭＆抗菌作用がある
・デリケートゾーンに近いpHバランス
・保湿系の成分がたっぷり入っている
・石油系界面活性剤や鉱物油、着色剤やパラベン無添加
・森林系の香りでリラックス効果がある
上の条件を満たしたソープでしたら、しっかりとニオイの予防ができるんです♪
当サイトではニオイケアにおススメのソープランキングを掲載しています。
ぜひ併せてご覧ください！
最後にデリケートゾーンのニオイが気になっている方へ…
「なんとなく、臭うけど多分周りにまで届いていないよね」
「彼氏に言われたことないし、きっと大丈夫…」
ここまでお読みになった方は、こんな風に思われている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが体のニオイは自分では慣れてしまうものなので、意外と気づいていない方は多いんです。
彼氏に言われていないから大丈夫、そう思っているあなた。
あるアンケートでは”デリケートゾーンのニオイが気になっても本人に言えない”と71％もの男性が答えています。
もしかすると彼は、デリケートゾーンのニオイに気づいているかもしれません。
そして、あなたは知らずじらずのうちに彼のやさしさに甘えているのかもしれません。
彼のためにも、デリケートゾーンのケアを今から始めることをオススメします。
ぜひこの機会にデリケートゾーン専用のソープを試してみてくださいね。
